初めまして、富山在住のAndroidエンジニアの悪食の鳩です。
昨日、毎日楽しみにしていたウマ娘の二次創作作品「リィンカーネーションダービー ‐新人トレーナーがんばる‐」が堂々の完結を迎えました。
ちょっと感動とか諸々を味わっていたので、1日遅れになりますが、完結を機に作品の紹介を記事にしました。
凄く面白い作品なので、ぜひ読んで欲しいです。
作品の紹介
タイトルは「リィンカーネーションダービー ‐新人トレーナーがんばる‐」で小説投稿サイト「ハーメルン」で投稿されています。
こういう投稿サイトの作品って小説の質の差が激しいと言われてますが、この作品はサイト内での評価も高く、何よりも綺麗に完結させた作品ですので食わず嫌いをしないでぜひ読んでみて下さい。
さて、あらすじとしてはこんな感じです。
「現代日本から転生した主人公はひょんなことからハルウララのトレーナーになり、彼女とともに成長していく物語」
はい、なんかあらすじだけ聞くと地雷みたいに見える部分がありますが、なるべくネタバレにならない程度に説明します。
※多少最序盤ネタバレを含んでしまうので、この時点で気になった人は是非ハーメルンに見に行って下さい。
主人公は現代日本から転生した男性で、トレーナーになる
転生って聞くと拒否反応を起こす人がいますが、この主人公はいわゆる転生チートではありません。
転生の際に神に会ってませんしチートももらってません。
そもそも、転生前の世界では「ウマ娘がない or 主人公が知らない」かつ「競馬に興味がなかったので知識もない」という有利になる知識も持ってません。
もちろん、成人していたので学業方面では多少のプラスはありますが、本当の天才には勝てないわけで、早々に普通の人になってます。
ちなみに、ウマ娘のトレーナーになったのは給料とか前世になかったウマ娘とかかわってみたいとかなので、本当にどこにでもいそうな普通の人なんですね。
非常にアレな理由でハルウララの担当になるが・・・
というわけで、普通な人がちょっと不純な理由でウマ娘のトレーナーになった訳なので、自分が育てるウマ娘をスカウトしようとしても上手くいきませんでした。
そんな折に、模擬レースでかならずビリになる「ハルウララ」と出会います。
どんな模擬レースでもビリになるほど才能のないハルウララですが、主人公は前世の記憶でハルウララの名前を聞いたことがありました。
そして、こう思ってしまいます。
「競馬を知らない自分でも知ってるくらい有名な名前なのだから、ハルウララはきっと凄いウマ娘なんだろう」
スカウトが上手くいっていないこともあって、主人公はそんな前世の記憶を頼りに、ハルウララをスカウトします。
ハルウララも純粋で人を疑うことをしないので主人公のスカウトに応じます。
(順番的にはハルウララから先にスカウトして欲しいなーって言いますけど)
ハルウララを担当したからこそトレーナーになれた主人公
一種の勘違いからハルウララの担当トレーナーになりましたが、すぐにハルウララに才能がないことに気づきました。
実際、ハルウララはウマ娘の公式サイトで「才能がない」「中央トレセン学園入る実力がない」と明言されてすらいますから、本当に走る才能がないんですね。
こうなると主人公は焦ります。
何せ、新人の1年目でいきなり才能がないウマ娘を担当したので、上手く育成できませんでしたって言ったら今後のトレーナー生活に多大な悪影響を与えます。
だから、必死になって試行錯誤しながらハルウララに訓練を施すんですが、訓練を通してハルウララとかかわっていると段々ハルウララのことが分かってきます。
ハルウララは「純粋」で「天真爛漫」で「いつも笑顔」で「周りを明るい雰囲気にしてくれる」。言ってしまえば「とてもいい子」なんですよね。
でも、走りの才能がないからバカにされたりします。
そんなハルウララが頑張って練習しているのを見て、主人公は心の底からこう思います。
「ハルウララを勝たせてあげたい」
「ウィニングサークルの真ん中で踊らせてあげたい」
この時、ようやく主人公はトレーナーとしてのスタートラインに立ちました。
そうして、ハルウララと共に主人公も成長しながらトゥインクルシリーズに挑んでいきます。
終わりに
長々と記載しましたが、以上が「リィンカーネーションダービー ‐新人トレーナーがんばる‐」の紹介になります。
記載した内容は本当に最序盤の話で、ここから彼らの奮闘記が始まります。
先にも書いた通り、この作品すでに完結してますが、私がリアルタイムで追ってるときは毎日21:00に新しい話が欠かさず投稿されてて素直に尊敬しました。
また、ウマ娘の二次創作では、トレーナーも成長していくというのは珍しいです。
そして、その成長も少しずつで、すぐに勝てるようになったりしないのもリアリティがあってよかったです。
この記事を見て興味を持たれたら是非ハーメルンにて「リィンカーネーションダービー」で検索してみてください。
長編なので時間はがっつり奪っていきますが、奪われた時間以上の楽しさや感動を提供してくれますよ!